炎のねぎラーメンとかわいいパン屋



 昨日のテレビ番組で放映されていたラーメン屋、『めん馬鹿一代』(丸太町智恵光院交差点すぐ)にお昼を食べに行った。


 麺にチャーシューとたっぷりの九条ねぎを盛り、火のついたねぎ油を注ぐと、盛大な火柱が上がる。店のレジや調味料容れ等、備品はあらかじめタオルで防護し、客は紙エプロンと前髪を太ゴムでまとめ、大いにのけぞって炎をかわすのである。これは見もの。結構盛り上がる。そして味の方も期待を裏切らない。臭みのない九条ねぎが程よい歯ごたえを残しつつ炎で香ばしく炙られ、ねぎと麺だけでいけちゃう感じ。


 こういう趣向のため、ねぎラーメンはカウンターのみ、全員揃って一気に仕上げるという入替制を採っているのであった。


 帰路は千本丸太町西のパン屋さん、coneruyaに足を伸ばし、平安京の太極殿跡の碑に立ち寄る。


 今日は今宮祭の還幸祭。遠く太鼓や神輿の掛け声も響いてきて、しとしとと降る雨に梅雨の先駈けを見る一日である。