2006-01-01から1年間の記事一覧

カリブ海クルーズの旅⑦ 下船から帰伯へ

(クイーン・エリザベス2世号の雄姿) 出発港への帰港。朝8時着岸予定ながら6時には既に港に着き、9時には下船だ。本来ならこのまま飛行場へ赴き、帰路に着きたいところながら、マイアミ経由サンパウロ行きの便は朝6時に出てしまっているため、やむなくこの日…

カリブ海クルーズの旅⑥ ノンビリ

今日は実質クルーズ最終日。初日同様1日船の中だ。そういえば書き忘れたけど、はじめの移動日、私達はリッチにスパでのカップルマッサージというのを受けたのだった。これ、気持ち良いけど、当たり前ながら治療効果は見込めない。“気持ちいい”だけ。 さて、…

カリブ海クルーズの旅⑤ グランド・ケイマン

5日目。すっかり船の旅にも慣れてきた。今日は隠し口座などで有名な、、というと聞こえは良くないけど、そう、スチーブンソンの『宝島』のモデルとして知られるケイマン諸島のグランド・ケイマンに寄港した。 お役立ち情報その4(……危うく“リグレット”になり…

カリブ海クルーズの旅④ コスタ・マヤ

4日目は同じくメキシコの海浜部にあるコスタ・マヤへ寄港。 ここは少し内陸へ入った所にマヤ文化の遺跡がある、というのが売り物。私達も乗船早々ここのエクスカーションだけはさっさと決めて申し込んでいた。 ここで毎度のお役立ち情報その3――っていうより…

カリブ海クルーズの旅③ コズメルへ

クルーズ船は居住部分だけで13階建てほどになる。それに船倉部、喫水下があるわけだ。 クルーズでは3度の食事をはじめとして、天気が良ければ上部デッキで日光浴をしたりジムで運動したり、様々なイベントに参加したり、と、部屋にジッとしている時間は少な…

カリブ海クルーズの旅② ウェルカム・パーティー

二日目は一日船の上。ここでお役立ち情報その1。船の中、寒〜いです!! 季節を問わずビーチリゾートとしてその名を馳せるカリブ海の島々を巡る、とあって、夏物、それも飛びっきりのビーチ仕様の衣類ばかりを揃えて出かけたのは早計だった……。何せ、タキシ…

カリブ海クルーズの旅① いざ乗船!

いやはや、長い間お休みしちゃいました。。ブログって本当、元気ないと書けないんだよね。後日アップする予定だけど、私、実は先週、急遽日本に一時帰国。1ヶ月ほど静養する予定です。でも、10日ほど日本にいて、日本の空気を吸い、土を踏みながら街を歩いて…

久しぶりのプチ贅沢ランチで、気分は上々!

ブログの大先輩、caolinさんとランチに出かけた。美味しい店ときたら、caolinの右に出るものなし、というくらいの情報通の彼女のこと、とっても素敵な店を紹介してくれた。Jardim Paulistaの中でも家から歩いて行ける距離にあるのが嬉しい。静かな一角で、知…

ちょっと改善した停電事情

雨季独特の、夕刻のスコールがやってくる時期が来た。いつものように坂道は川と化し、低地は水没する。そしてまた停電だ。 先週に続いて今日もまた停電になった。でも、去年に比べると多少ながらも事情は好転している。 というのも、今回停電になってみて分…

パラチへ②

二日目は舟遊びへ。前日の曇りがちの陽気がうそのように、きれいに晴れた空の下、桟橋へと向かう。出航は11時。 ブラジルのプライア(海岸)では、舟遊びが盛んだ。街からちょっとはなれたところのきれいなビーチや、シュノーケリングポイントなどをいくつか…

パラチへ①

海と植民地風の街並みの美しいパラチの町へ、1泊で出かけてきた。行きはアイルトン・セナから早めに海岸山脈を下り、海沿いを進む道を取った。ちょっと迷いながら休憩含めて5時間。結構疲れました。 話に聞いた通り、でっかい石のラフな石畳がトレードマーク…

焼きあがったぞ! 初めての陶芸作品

教室に通い始めて早1ヶ月。初めて手がけた一連の作品が素焼き・絵付け・上薬掛けを経て無事に焼き上がりました。上薬との兼ね合いがイメージ通りに行かなかったり、思った以上に作品が分厚くて重くなってしまったりと、満足の行く仕上がりには程遠いけど。そ…

独立記念碑とMuseu Paulista

ブラジルがポルトガルから独立を宣言したとき、ドン・ペドロ1世が『独立か 死か!』という有名な叫びを上げた、とされるイピランガに、独立記念碑がある。そのすぐ近くには、壮麗とも言える建築美を誇るMuseu Paulistaが優美な佇まいを見せている。バンデラ…

初夏の空気に包まれて

重い腰を上げて、車で手近のスーパーまで買出しに出かけた。ここ数日、どうしても外出したくなかったのだが、水の買い置きが底を付いてしまい、いよいよ出掛けないわけに行かなくなったのだ。気が萎えているとき、車の運転はしたくないものだ。この町では尚…

行き場のない自分が蹲る

須賀敦子―霧のむこうに (KAWADE夢ムック)出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1998/11/01メディア: ムック クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見る 友人のTさんが貸してくれた本を読んでいて、人生の果てに行き着くところのある人のことや、行き…

25 de Março の賑わい

いやはや、あっという間に1週間も過ぎてしまった。心配した通り、やっぱりブログって始めるのは簡単だけど続けるのは大変だ。時間的な余裕もさることながら、心身の状態も上々でなければ更新し続けるのは難しい。そして“上々”を維持するのは、なかなかこれが…

停電は困りもの

なかなか気温が上がりきらない日が続いている。それでも昨今は、雨季特有の雷雨が度々やってくるようになった。 冬場にはしとしと降る雨もないわけじゃないが、温かくなると“雨”といえばドカンと降るもの。大抵は夕刻、それまでのお天気がうそのように薄暗く…

“テアトロ・ムニシパル”デビュー

クラッシック・コンサートといえばSala São Paulo、そしてオペラやバレエの上演といえばTheatro Municipalだ。市街中心部、セー広場にも程近く、優雅な佇まいが特徴的なこの劇場には、クラッセ・アルト(上流階級)とクラッセ・メジオ(中流)の文化人たちが…

水漏れは“所嫌わず”

このアパート、築20年だか25年だか不明だが、水周りは相当ガタが来ているらしい。ひとつ修理が終わって安堵しても、また次の不具合が起きる。しょっちゅうどこかしらの水道管がイカレては、配管工のお世話になっている気がする。 一度は元栓のひとつの金具が…

エスコーラ・デ・サンバを見学

2月に開催されるカーニバル。ブラジル各地を熱狂させるその本番に向けて、エスコーラ・デ・サンバでは夜な夜な熱い練習風景が繰り広げられる。 リオやサンパウロなど、一般的にサンボードロモという特設会場で開催されるサンバは、1チーム3000〜4000人もの…

木村尚三郎氏ご逝去の報に接して

ヨーロッパとの対話 (角川文庫)作者: 木村尚三郎出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1980/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 西洋歴史学者で東京大学名誉教授、静岡文化芸術大学学長の木村尚三郎氏が、今月17日、亡くなられた。歴史学者とし…

Sala São Pauloの楽しみ方

ポルトガルから戻って以来、何かと慌しい日が続いている。なかなかブログを書く余裕もないまま、あっという間に日が経っちゃった。 でも、今日は久しぶりにSala São Pauloでコンサートを楽しんできた。演目が余り聞きなじみのない曲ばかりだったので、連れ合…

アルパのホームコンサートへ

Luna Isabelさんは、かつて8年間、駐在でサンパウロに暮らし、その際アルパ(パラグアイ・ハープ)に出会って研鑽を積み、今はプロの演奏家として活躍している方である。年に一度の来伯でサンパウロ入りされるのを受けて、個人のお宅でホーム・コンサートと…

古都リスボンを訪ねて⑥

ポルトガル語だけど、発音に若干のクセの違いはあるものの、ブラジル・ポルトゲースで全く問題なかった。ブラジルではポルトゲースが話せるのが当然で、たどたどしいことに負い目を感じるシーンばかりだが、ポルトガルには近隣諸国から大勢の観光客が大挙し…

古都リスボンを訪ねて⑤

今日はリスボン最終日。ゆっくり町歩きをして昨日までの疲れを癒しつつ、夜は初めてちゃんとしたレストランで食事をすることにして、予約を入れた。 リスボンで忘れてならないのがファド。初日の夜、『クルベ・デ・ファド』でショーを見た。9時15分から、休…

古都リスボンを訪ねて④

この日はリスボンを離れ、古の水源として、そして離宮のある美しい山間の町として知られる世界遺産シントラを訪ねることにした。そしてまたしてもトラップ(罠)に嵌る……。 市街地の北西、セテ・リオス駅から15分に1本というシントラ行きの列車で終点まで行…

古都リスボンを訪ねて③

3日目は毎週火曜に開かれるという蚤の市を冷やかした後、ベレンまで足を伸ばすことにした。 ホテルから蚤の市の会場までは市電で一本。アンティークと言うよりはガラクタが主で大した物はなかったけど、蚤の市好きとしては押さえておかなきゃならないポイン…

古都リスボンを訪ねて②

今回宿泊したのは、リスボンでも折り紙付きの一流ホテル、ラパ・パレスだ。入り口には書き物用デスクのコーナー、部屋は広々としていて、ベッドの足元に置かれたテレビ台は昇降式で、必要ないときテレビは格納されている。テラスも広くて風に当たりながら読…

古都リスボンを訪ねて①

主人が1週間のボリビア出張に出掛けるのに合わせて、ポルトガルを覗いてくることにした。久しぶりのヨーロッパ。北半球、西側先進国の一端に戻ると思っただけで、何となくホッとする。。ところが……!! 今回の旅、どういう巡り合わせか困難の連続! “苦難を…

癒し系ショット2点。。

猫。これはデコの教室にいる猫。人に可愛がられながら育ったとかで、甘え上手だ。撫でられることを嫌がらず、心地良さそうにしている。今日はお眠むだったみたいで、すっかりリラックスして“ほどけて”いた。うらやまし〜〜。。。猫の気持ちがわかる気がする…