カリブ海クルーズの旅⑦ 下船から帰伯へ


 
(クイーン・エリザベス2世号の雄姿)


 出発港への帰港。朝8時着岸予定ながら6時には既に港に着き、9時には下船だ。本来ならこのまま飛行場へ赴き、帰路に着きたいところながら、マイアミ経由サンパウロ行きの便は朝6時に出てしまっているため、やむなくこの日はフォート・ローダーデイル泊まりとなる。


 お役立ち情報その5、『涙のリグレット、この轍を踏むな!』その2!! トランジット・ホテル編だ。
 ホテルを決める際、サンパウロのエージェントには手持ちの情報が無かったため、一緒にインターネットを検索して居心地のよさそうなホテルを選んだ。
 下船後、タクシーを捕まえてホテル名を告げると、運転手は知らない模様。ホテルの電話番号に連絡して迷いながらも何とか到着。その間、運転手はさかんに独り言とも付かない様子でなにやらブツブツ。『どーしてもっと近いホテルに泊まらないわけ??』と言っているらしい。
 それもそのはず、そのホテル、飛行場からも港からもやたらと遠く、しかもダウンタウンではなく、辺りには何〜んにも無いだだっ広い所にぽつんとある。しかも一度潰れた模様?! インターネットで見たような、“居住性に優れ、アメニティも充実した施設”への期待は、儚くも潰えた。
 因みに片道の運賃40ドル。飛行場から港までの倍だ。距離も倍(以上?)。唯一のとりえは寝具の質が良くて湿気も無かった事、くらいかな。豪華なクルーズの旅を締めくくるにはなんとも気の抜けるホテル滞在となった。ま、いいか。まあ、いいよねぇ。。(と、自らを慰めつつ納得。)