懐かしのジャズCDを探してみた



 昨日、入梅。午後から本降りの雨に降り込められた一日、連れ合いは出張。時間があるのを幸い、大昔('83 7月初旬、とカセットテープのラベルにある……指折って数えれば、何と26年前!)エアー・チェックしたナンバーのCDを探してみた。


 ひとつはジョージ・シアリングによる「Waltz for Debby」。シアリングのCDはたくさんあるのに、このビル・エヴァンスの名曲をソロで弾いているものがなかなか見つからなかった。
 ようやく辿り着いたのが、『Bill Evans A Tribute』、名ピアニスト達が一曲ずつビルへのオマージュを捧げるというもの。ハービー・ハンコックマッコイ・タイナーチック・コリアなど錚々たるプレーヤー達が競演しているアルバムだ。
 ところがアマゾンでは、アメリカからのコレクターズアイテムとして18,050円の値が付いたものが1点あるのみ。
 諦めムードの中、ネットでコラムなどを探していて和名の付いたものを見つけた。『スペシャル・トリビュート・トゥ・ビル・エヴァンス』――この名を頼りに探したら、オークションと中古CDショップにLP版が出ていることが分かり、もう一度アマゾンに戻って検索したところヒット! “非常に良い”状態のものを3,000円で購入することに。。
(上の写真はLPのジャケット。実は紛らわしいことに、『トリビュート・トゥ・ビル・エヴァンス』という名称のDVDもあって、危うくこちらを買いそうになった。)


 一方、とうとう見つからなかったのが、エリス・ラーキンスの演奏によるデューク・エリントンの「Do nothing till you hear from me」。こちらも相当苦労して、『IN AN ELLINGTON MOOD(和名、エリントン・ムード)』というCDに収録されていることまでは分かったけれど、アマゾンで一番安いものでも6,000円。ちょっとそこまでは出せない、と、泣く泣く断念。
 まあ、アルバムタイトルを覚えてさえいれば、いつかそのうち出会う事もあるかもしれないものね。その日を楽しみに。。