CDの写真ファイルが壊れてた!


 デジカメ写真を取り込もうとしたところ、新PCのソフトでは以前のように都合良く行かないことが判明。これまでは撮った写真がまず一覧表示され、チェックボックスにマークした画像だけを取り込むことができたのだが、そういう機能が無いのだ。


 また、以前のエクスプローラーで写真ファイルを開くと、左側に『オンラインで写真印刷』という項目がちゃんとあって、ワンクリックで簡単に紙焼きを注文できたのだが、その機能もなし。


 さらに、オンライン写真印刷のWeb上のサイトから紙焼きを頼もうとしたら、一覧表示されるはずの画像が出ない。
 『XPとVistaの場合、以下のJavaをダウンロードするように』との指示を見て、後継OSなんだからWindows7も行けるかな? とやってみたら、Windowsの動きがおかしくなっちゃって慌ててサポートセンターにコール。結局“7”対応の別のJavaを(それも32bitと64bitの2種とも)ダウンロードし、先に入れたのは削除して何とか復旧。
 しかし、肝心のオンライン写真印刷の画像表示は出ないまま(画面左側の、フォルダーの階層を示すツリー表示はでるのだが)。“お問い合わせ”から質問してみたところ、まだ“7”には対応していません、とのこと。
 “7”のベータ版が発表されてからまださほど経っていないので無理もない……。新しいOSへの対応に時間が掛かることは重々承知していたはずなのだが、Vistaの評判がいま一つで、鳴り物入りで登場した“7”だけに、早々に各社対応を考えているのだろう、との考えが甘かったことを思い知らされる。


 ソフトが不便になってしまったことに愕然としつつ、取り敢えず撮った写真を保存しておこうとディスクにCDを挿入したら、エラー! でもまだ廃棄せずに取ってあった古いPCでなら開ける。写真データが無くなっては残念なので、外付けの大容量HDDディスクに移すことにした。古いPC経由で順調に作業終了。


 それで不安になって、8枚ほどあったディスクを全部チェックしてみた。読み取り不可だったのは最初に入れたCDだけ。でも このプロセスでCDの安定性に不安を抱き、前述のサポートセンターの親切な女性相談員と話した結果、CDやDVDよりも外付けのHDDの方がより安全、という結論になり(さらに重要なファイルはDVDに二重にバックアップを取る)、残りの7枚のCDも順次HDDにコピーを作成していった。その作業、簡単に済むはずが、予想外に難航。


 結論から言うと、壊れたフォルダーが2つ、壊れたファイルが4つあった。最初に開けなかったCDは、中のファイルが壊れていてきちんと動作しなかったためらしい。壊れたフォルダーが含まれているCDは、開くことこそできるもののコピーする段階でエラーとなり、HDDに書き込みができなかった。これらはいったんファイルを開き、壊れたものを削除するか、削除すらできないものに関してはファイルを開いた状態で壊れているもの以外を選択し、コピーすることで何とかバックアップを取ることができた。


 大切な写真、PCが壊れても残せるようにCDやDVDに焼いていらっしゃる方も多いと思いますが、案外ファイルが壊れちゃってるかもしれませんよ〜〜! 要チェックです。。


 この作業がまた一日掛かり。連れ合いは『PCなんて新しくするからだよ〜』とつぶやくが、古いPCが壊れそうだったんだから仕方がない。あ〜、疲れた〜……。