お洋服、あれこれショッピング!



 買い物って、エネルギーがないとできない。“内なるエネルギー”の充実があって初めて購買意欲が湧き、成立するのが『お買い物』だ。もちろん日々の食料の調達などは、そんなこととはお構いなくしなきゃならないわけで、ここで言っているのは“プラス・アルファ”のもの、生活に彩を添えてくれるようなものを買うときのことだ。


 エネルギーはまた、心身のコンディションが上々でないと満ちてこない。そういう意味で、“買い物ができる”というのは、健康状態が良いことのひとつのバロメーターでもある。
 だから今日は気分も体調も上々だった、ということ。。喜ばしい反面、残念ながら懐具合にはそれなりの打撃はある。よき理解者である連れ合いに感謝する瞬間だ!(と持ち上げて、出費のエクスキューズとしておこう。。)


 今日は今週末からのポルトガル旅行に備えて、いくつか洋服をまとめ買いした。といっても、こちらを出るときにはこれらの衣類が役に立つものの、現地に着いたら秋深まりつつある西ヨーロッパのこと、もっと温かい格好をすることになるだろうと思うんだけど、まあ細かいこと言わずに“旅行の準備”ということにしておこう。。


 長い間、ブラジルで衣類を買うのは控えていた。形が合わない、縫製がいまいち、天然素材が少ない、身体の線を美しく見せるカットが施されていない……店を覗いても、なかなか“これ”という品物を見つけるのが難しかった。有名どころのブティックもないわけじゃないが、輸入品は関税がやたらに大きい上、必ずしも最新のコレクションを置いているわけでもなく、自然、足が遠のいた。
 上手なお買い物ができるか、というと、いまだに自信は無い。でも、しばらく前にわりとお洒落な服を置いている店を見つけて以来、時々買ってみるようになった。脇詰め、すそ直し、袖丈直しなどは無料でしてくれるケースも多く、少しずつ店の「使い方」が分かってきたところだ。
 値の張るものを買うときには、時たま日本円に換算してみて、リーズナブルかどうか判断することもある。ただ、まともなものは日本と変わらない価格であることが多い。それよりちょっと格下の物で、普段には充分、ちょっと可愛げがありコケティッシュに仕上がる、というのを上手に探すのが楽しみ。この手のものなら割合安価で手頃なものが手に入るようだ。
 

 ブラジルの衣類を上手に着回せるようになれば、私も晴れて“地の人”の仲間入り、かな。。