静かな中にもいろいろあった、この3ヶ月


 すっかりブログから遠のいてしまって、早3ヶ月。家族に地球の裏側から無事を知らせる目的も終えたし、心身の不調も相俟って、日本での大して目新しくもない日常を綴ることに対して、モチベーションを維持するのが難しくなったというのが正直な所。


 でも、また少しずつ、小さな日々の出来事を書いてみようと思う。この3ヶ月とちょっとの間には、やっぱりいろいろなことがあった。いろいろな所へも足を伸ばした。山陰周遊、吉備路、蒜山高原、四国は屋島金比羅山。玉島の辺りでの穴ジャコ釣りにも行ったし、東京に戻った際には、一人で足を伸ばして山寺(立石寺)にも出かけてきた。その写真も溜まっているから、元気の出た時にちょっとずつ、思い出しながらアップしていきたいと思っている。


 さて、今日は整形外科に出掛けてきた。
 実は目下の最大関心事にして最重要課題は、何を隠そう「体重」だ。3〜4年前にも極度に太って辟易した経験があるというのに、今回再び、引越し前後から2ヶ月も経たないうちに、あっという間に10キロも体重が増えてしまった。まさに臍を咬む思いだ。衣類は着られなくなるは、何を着ても「格好」にならなくなるは……。たかがファッション、と一蹴するなかれ。スタイル、立ち姿の風情、身に付けるものなどは、すべてが相俟ってひとつの人格や個性の発現に至っているわけで、人はそこに現れる『自分像』からしか、歩み出すことはできないのだから。
 そして同時に、増えた体重が過剰負荷となって、膝や腰にも故障が出やすくなった。とりわけ膝は、立ち座りの際うっかり痛めやすく、このところは張ったようになって正座がしづらかったり、片側への横座りに支障が出るようになっていた。それで今日、整形外科を受診した、というわけだ。
 結局炎症を起こして水が溜まっているようだ、とのことで、注射針で水を抜いてもらった。ショックだったのが、この蒸し暑いのに、今日はシャワーも控えるように、と言われたことと、運動は1週間ほど見合わせるように、と指示があったこと。沈みがちな気分を、フィットネスクラブ通いで何とか持ち上げようと頑張ってきたこの3週間程。その「習慣付け」の努力も、少しずつのトレーニングの積み重ねも、1週間も休めば元の木阿弥だ……。


 日常は小さなラッキーやガッカリの寄せ集めだ。良いこともあればついてないこともある。ついてないようだけど、裏を返せば却ってそれがラッキーに転じることもある。膝を悪くしたお蔭で、3ヶ月も書けなかったブログを開くことができた。昨日は先の土曜に購入したエアコンが部屋に付いた。この夏を越すに当たって、ちょっぴり、いや随分、快適になるはずだ。気を取り直して、明日もまた、このページに戻って来よう。。