法務局&イザベル・マラン&焼き芋


 住宅取得時のローンに掛かる税控除申告のため、昨日、一条西洞院の上京税務署に出掛けた。自転車でほんの10分程で、案外狭い京都の町を実感させられた。ゆくゆくお茶の教室に通おうとバス路線を考えたりしていたが、これなら自転車で大丈夫そうだ。続いて今日は荒神口近くの法務局へ。必要書類が揃ったところで、脇の西三本木通を下り、かもがわカフェに立ち寄った。1階はアトリエとアンティークショップで、カフェは2階だ。ここのミルクコーヒーは大きなカフェオレボウルで出してくれる。国立の喫茶店、「ナジャ」を思い出す。レモンの風味も良いベイクドチーズケーキで、ちょっと一息。

 河原町通りに出て丸太町方面へ下ると、右手に見えてくる洒落た店が草星。小さな店舗ながら、使い勝手の良い器を扱う店として、数々の雑誌などにも取り上げられている。その先、毎日新聞社京都ビルの1Fには「Second Spice」という焼き物の店もあり、短い距離の間にも楽しめる一角だ。


 河原町丸太町からバスで四条へ。幾つか用を済ませた後、藤井大丸でイザベル・マランの個性的なシルクストールを60%offでゲット! アフガンストールのゴージャスな変形判で、以前見掛けたとき『素敵だなぁ……』と見とれたものの、高すぎて手が出なかった一品。嵩は低いけれどシルクなので温かく、この季節なら「真知子巻き」にすると良いかも。春夏まで長く楽しめそうだ。



 帰路、蛸薬師にある焼き芋の有名店、丸寿で一本購入。午後、1時間毎に焼き上げるという芋を求めて、長い行列ができる。さすがに17時ともなると人も疎らで、待つことなく買えた。これは掛け値なしに美味しい。冷蔵庫で寝かせて羊羹みたいに楽しむ、という記事をどこかで見たけれど、本当に「きんとん」並みの口触り。3Lサイズの芋で500円ほど。大きいので“その場ですぐ食べる”というのには向かないが(事実、おじさんにも「お姉さん、何処で食べてくれはるン?」と訊かれた)、数人で観光しているならホテルに持ち帰って分けて食べても良いかも……ちょっと重いけど。。