石清水八幡宮へ



 お昼前に家を出て、祇園四条へ出、京阪とケーブルカーを乗り継いで男山山頂にある石清水八幡宮へと出掛けた。
 一回りして猫のたくさんいる茶店で甘酒をいただいた後、再度戻って「境内ガイド」を頼む。これを利用しないと、信長献上と伝わる黄金の樋が見られない。一人300円で一通り詳しく説明してくれる上に、社殿外壁内側にも入れてくれて、黄金の樋のみならず、左甚五郎作と伝わる彫刻も間近でゆっくり見学できる。



 帰路は展望台に立ち寄り、北向きに開けた眺望――愛宕山から比叡山、木津川、宇治川、そして遠く京都タワーまで――を一望にする。





 祇園まで戻って、木屋町のフランソワで休憩。美味しいコーヒーとケーキで一息つく。それから河原町蛸薬師〜寺町〜錦と歩いて四条高倉まで戻ったのだが、3連休の最終日夕刻というのにすごい人出だった。一昨日の嵐山もそうだが、さすがは京都の紅葉シーズン、お茶をするにも食事をするにも、うっかりすると行列を覚悟しなければならない。何事につけ、早め早めに行動するに限る。