トロッコ列車と保津川下り


 3連休初日、お天気が何とか持つというので、嵐山へ出かけた。気軽にお散歩のつもりだったが、トロッコの嵯峨駅で並んでみたら14:50発のトロッコ列車の切符が買え、それじゃ、というので帰路は保津川下りをすることにした。以前から「トロッコ保津川下り」は懸案だったものの、朝早くから並ばないと切符が買えないので、延ばし延ばしにしていた。
 急遽決めたものだから、軽装。寒風吹きまくりのトロッコ保津川下りが無事終わるか非常に懸念されるところ……。


 まずは時間待ちの間に渡月橋を渡って阪急の嵐山まで歩き、ひと駅乗って松尾大社へ。下は阪急松尾駅と嵐山名残の紅葉。





 いよいよトロッコ列車へ。嵐山から亀岡へ向かうトロッコでは、動力車が最後尾になる。先頭から4両は窓付きながら、私たちの乗った最後尾5両目は天蓋のみで窓なし。風が入り放題。でも、綺麗なところでは列車を止めてくれるので、楽しみながら20分ほどの道のりを行く。




 着いた亀岡駅で、速攻で予約のタクシーに飛び乗り、保津川下りの出発地点へ。もう少し早い列車だとバス(1人300円)も選べるのだが、この時間ではタクシーのみ(1台1300円)。切符を買う際に先払いで予約しておく。
 繋船場では名前が呼ばれ、順次船に乗船していく。この際、水が掛かりそうな所は若い人に座らせるなど、船頭さんはある程度按配して乗船させるようだ。そして保津川下りへと出発!






 寒さも凍えるほどでもなく、1時間半の川下りを楽しむ。ゴール直前には船の屋台が接舷して、甘酒やみたらし団子などを売ってくれる。これも旅の楽しみだ。また、船からはトロッコ列車が良く見える。川面からの一枚。




 かくして保津川下りも無事終了。あ、老婆心ながら、水除けシートは持ち上げすぎないように。下から水が入ってきて意味がありません。
 最後におまけの一枚。sagano-yuという銭湯を改装したお洒落な喫茶でのひとこま。ここ、後で気付いたのだが、「写真撮影ご遠慮願います」だったので、この一枚だけ。連れ合いが頼んだ南瓜のプリンが絶品でした。