初天神で骨董三昧



 今日は初天神。いつもより少し早出して、久しぶりに市をくまなく歩いた。曇り空、月曜の午前10時半。はてさてどのくらいの人が出ていることやら、と山門を潜ると、初詣並みの参拝客! 正面から鈴を鳴らす順番を待つ列は境内に長く伸び、参道も大層な賑わいぶりだ。



 今日の収穫はこの通り。給料日の天神市は要注意だな……。



 一番大きな色絵の中鉢は、意外に大振りで、径18センチ。4,000円。裏面の文字は「富貴長春」。




 小鉢ふたつは系13センチで、ぽっこりとした形が取り皿に良さそう。元禄期のものとか。裏面には“渦福”。




 掌にすっぽり収まる湯呑風のぐい呑みは、径・高さともに7センチ弱。裏面には「萬歴年製」。



 そして絵柄上部に美しい富士の嶺が描かれた端正な豆皿は、やはり江戸期のもので、長径7センチ強。裏面は「成化年製」。




 小鉢・ぐい呑み・豆皿はまとめていくらでしょう? 合計額から5,000円引いてもらいました。