やっぱり機械は苦手・・・


 ツイッターやり始めてからiPhoneが気になり始め、後継機が出たら本気で乗り換えようかと考え中。バッテリーの持ちが良くないという問題も聞こえてくるが、何よりSBの電波状況がどの程度のものかも気になる。そこで、旅先のホテルなどで3G波ではなくWiFiで使用できるよう、小型のアクセスポイントを購入することを思い立った(まだiPhone買ってもいないのに!)。まずは自宅で無線LAN環境を作って使ってみる。


 ビックカメラに出掛け、機種を物色。FONというのを設置すると、近い将来スタバに導入されるSBのWiFiによる公衆無線LANが使用できるというので、こちらにするか相当悩む(といっても現在使用しているノートPCは大きくて、持ち出しには向かないのだけれど……)。しかしサポートが杜撰、電波の安定性に欠ける、などの意見もあって二の足を踏んでいたところに、売り場でFONに一番詳しいという店員さんの『自分は、設定が煩雑で匙を投げた』という言葉が決定打に。結局、最も小型で携帯に適し、設定が極めて簡単という商品を買った。早速自宅に設置、無線LAN環境を作ったのが昨日のこと。無線接続でもサクサク動作して、快適だった。

 
 ところが今朝、朝食を摂りながら無線でメールチェックなどしようと触り始めたところ、さっぱり繋がらない――というより、繋げようとするのだが、恐ろしく時間が掛かって実質エラーになる、という現象。何か簡単な設定の問題だろうと、取り敢えずメーカーの相談窓口に電話して指示を仰ぐ。ルーターをリセットしてみたり電源を入れ直すなど、初歩的な作業をあれこれ試すも解決せず。商品の取り換えか修理を勧められる。
 納得がいかず、今度はPCメーカーのサポート窓口の無線部門に相談。担当技術者レベルもメーカーの窓口より数段高く、じっくり腰を据えて問題の所在を探っていく。1時間半も掛かっておよそ考え得ることをひと通り試してみたが、ルーターの中を見るのに異常に時間が掛かるなど、さらなる不具合が明らかになりこそすれ解決には至らなかった。詰まるところは初期不良だろう、と。一日掛かりで機械と取っ組み合って、結局初期不良とは……。


 修理も考えたが、購入直後の初期不良が疑われる案件にも関わらず、メーカー側に誠意が認められないので、交換品を取り寄せることにした。今度はうまく作動してくれると良いのだが。
 以前母に、『あなたは機械とは相性が必ずしも良くないのだから、新しい物を導入する際には相当気を付けないと』と言われていたことが脳裏をよぎる。また“労多くして何とやら”の轍を踏んだ形だ。こんなことではiPhoneや、そのうち欲しいと思っているデジタル一眼カメラについても、機械に振り回されることになりかねない。機械くらい道具として便利に使いこなし、時代に遅れず付いて行きたいのだけれど……。