京都国立博物館から『オードブルと愉しむ山崎 2010 “春”』



 久しぶりの晴れ。午前中慌ただしく洗濯、買い物にクリーニングを済ませると、京都国立博物館で「長谷川等伯」展を鑑賞。明日、奈良博で「大遣唐使展」を観る予定もあり、今回初めて3,000円で友の会入会手続きを済ませる。60分待ちの行列を横目に喫茶で早めの昼食を取り、ロッカーに荷物を預けると、人波も落ち着き始めたようで40分待ちに。
 見応えのある展示を存分に楽しみ、グッズ販売コーナーを覗いて出てきた頃には既に15時30分を回っていた。


 夕刻17時からは今日もうひとつのイベント、サントリー山崎蒸溜所でのシングルモルト講座。これまで既存のセミナーをひと通り総なめにしてきたのだが、これだけはなかなか抽選に当たらなかったという“お待ちかね”の講座である。



 前半はお定まりの工場見学。その後セミナールームに場所を移して、テイスティング、そしてオードブルとのマリアージュ体験だ。
 これまでは、テイスティング用に15mlのシングルモルトウィスキーが6種ほど用意され、最後にハイボールなどで味わうための30mlのウィスキーが1グラス準備されていた。今回はテイスティング用としては山崎の10・12・18年と白州の12年各15ml、計4種が用意され、オードブルと併せて味わうための30mlのグラスがふたつ、山崎10・12年の2種準備されていた。
 



 テイスティングは、セミナー形式で説明を受けながら順に。その後皆でハイボールを作り、もうワングラスの方はお好みで――ハイボールもよし、水割りやオン・ザ・ロックもよし。銘々好きなスタイルで楽しむ準備ができた頃、オードブルが運ばれてくる。後はこちらをゆっくり摘まみながら、ウィスキーとの相性を愉しむ、という趣向だ。
 詳細は是非、ご自身でご参加を。




 後半1時間程の間にこれだけのウィスキーをいただくと、結構きます。もちろんお酒に弱い向きは残すも可。ほろ酔い気分で、酔い覚ましに阪急の大山崎まで歩くと、極細の三日月がお見送り。良い気分の一日でした。。